- 鎮座地
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大阪府枚方市山之上4-15-36
- 御祭神
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素盞嗚命、稲田姫命
- 祭日
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10月 第2土曜日、日曜日
- 由緒
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山之上の土地は北河内郡牧野郷一の宮片埜神社の氏地であったが、弘安元年の社務職で、この土地に居住していた田中修理亮芳秀は、田中山(今の宮山)を神地として、新たに神社を造営して、同二年九月、一の宮の御分霊を勧請して山之上神社と称した。
明治五年村社に列せられる。明治六年二月十日、田宮の地に御鎮座の田宮神社を廃して御祭神祇園牛頭天皇(素盞嗚命)を山之上神社に合祀し同時に両村の頭文字を取って山田神社と改称した。
明治十一年十二月 神饌幣帛料供進社に指定せられる。
境内地は約五千坪にして、本殿、幣殿、拝殿、土蔵を存する。
- 末社
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春日神社・・・順徳天皇の御宇「建保」年中に大和春日神社の御神霊を勧請して宮山の北麓に移し祀ったと伝えられ今その地を春日前と云う。
石神社・・・寛弘元年、安倍晴明が藤田の里に滞在して加持石で祈祷したので、田中修理亮芳秀が本社を祀る。
稲荷神社・・・安政二年五月に伏見稲荷大社の御神霊を勧請して境内地に祀る。