郡津神社-こうづじんじゃ-
郡津神社
鎮座地

大阪府交野市郡津1-7-1

御祭神

天照大神、素盞鳴命、住吉明神

祭日

10月16日

由緒

 当社は郡津の氏神でもと一の宮といわれ、神社の創建年代は詳らかではありませんが、白鳳時代(六五六~七一〇)に交野地方で権力をふるっていた郡衙の郡司が此の地に大堂山長宝寺を建立し、奈良平安時代にかけて一の宮とともに神佛習合の形で栄えていたようであります。ところが鎌倉時代の初め長宝寺は焼失し、その後再建されることもなく長宝寺は廃寺となり、一の宮だけが氏神として残っておりました。
 明治維新になり神社の統廃合が行われ、高野街道の西に住吉明神を祀った二の宮、大塚の丸山古墳の東に天照大神を祀った大神宮の神々をこの一の宮に合祀し、名も郡津神社と改めて今日に至っております。
 明治五年村社に列せられ、明治四十二年十二月神饌幣帛供進神社に指定されました。