住吉神社-すみよしじんじゃ-
住吉神社
鎮座地

大阪府交野市私部1-36-2

御祭神

住吉大神 、神功皇后

祭日

10月16日

由緒

 当神社は住吉大神・神功皇后をお祀りする。近郷近在の崇敬特に篤い古社ではあるが、創建年代は詳らかではない。本地の産土神であり、産土神社と称した。
 江戸時代末期まで境内に宮内現光寺があり奉仕してきたが明治に至りて分離し、明治六年郷社に列せられる。御本殿は春日大社の旧本殿【第一殿】を式年造替(天保十五年)に撤下賜りたる為春日造りである。
 春の郷社祭りと半夏生祭には湯立ての神事(献湯)夏越の大祓と例大祭(秋祭り)には各町内に献燈の奉仕。秋祭りには渡御神事【召立→御旅所(行宮祭)→町中御神幸】古式豊に執り行い、宵宮祭から東西二台の檀尻が賑やかに曳き廻される。
 石の大鳥居は文政八年に建立されたが安政二年の地震で倒れたので、当地私部村の清兵衛に請負はせ、石材は氏子総出で私部山より運び出し、石大工(大阪西横堀 源助・大阪三軒家 三平さんに依り)萬延元年庚申年閏三月吉日【高さ二丈四尺(七、二七メートル)柱の廻り六尺九寸(二、〇九メートル)】の雄大なものが再建された。
 境内には、末社【乾神社(戎大神/八幡大神/菅原大神)・巽神社(天照皇大神/金刀比羅大神)稲荷神社/貴船神社/厳島神社】を祀る。