白山神社-しらやまじんじゃ-
白山神社
鎮座地

大阪府守口市大日町2-31-1

御祭神

菊理媛命、伊弉諾尊、伊弉冊尊、天児屋根尊、経津主尊、武甕槌尊

祭日

10月 第3日曜

由緒

 当社は旧大庭六番、旧大庭四番、旧大庭三番の三カ村の氏神として、往昔より鎮座されていた。明治維新まで社地内に禅宗白山寺があって、社僧が当社に奉仕し、社号を白山妙理大権現神社と称し、厄除祈願のために浪華在および近郷より、多数の参拝者があって賑わっていた。境内地は一、一七七平方米を有し藤の古木が多く、往昔初夏の頃には藤の観賞地として名高く、河内名所絵図にある杜若の名所藤の森は当社の元地であって、現今御旅所として保存されている。現在地に移った時期は不明である。
 社殿の建築については、旧記に乏しく詳かに知ることができないが、明治九年十一月に改築し、鳥居の額を有栖川親王に請い白山妙理大権現の額を掲げたのである。
 現今の社殿は明治三十四年十月二十日(棟梁大阪天満宮大工、柳佶兵衛)御造営が成り盛大に正遷宮を執行した。
 境内末社に稲荷神社を祀る。