春日神社-かすがじんじゃ-
春日神社
鎮座地

大阪府枚方市茄子作3-15-26

御祭神

武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比咩大神

配祀 火産霊命

末社

愛宕社

御祭神

火之迦具土神
(昭和十七年四月、京都愛宕神社より東京第二陸軍造兵廠香里製造所御鎮座、戦後末社として当社に御鎮座。)

祭日

10月14日

由緒

 当社は、嘉吉元年九月九日に奈良春日大社より御神霊を勧請して茄子作村の氏神とした。
 明治五年村社に列し、同四十一年十二月 神饌幣帛料供進社に指定された。
古来宮座の厳重であったこと、その座列は本殿に向かって、右側に端野・堀・奥野、左側に桜井・清水・岡市諸氏の順であった。以って、神前儀式の厳重が伺える上に、今も尚総代による奉仕が厳重になされている。
 当神社の本殿・拝殿は、寛政十一年(一 七九九年)に再建されており、本殿と拝殿の造営資料については『平橋家大工文書』の負請文書がある。境内における石造物のうち最も古いのは享保十四年(一七二九年)の鳥居である。また北河内でも大変貴重で珍しいのは、江戸時代の狛犬の奉納主に女性の名前が残っていることである。相当高い身分の女性であったことが伺える。なお、地元『春日小学校』の校名と校章は、当神社の社名と神紋『下がり藤』に由来する。